walking

3月下旬になりますが、事務所近くに都市計画道路「宮沢根白石線」の一部区間、南鍛冶町工区と舟丁工区の約1㎞が新しく開通しました。
今回はそちらの交差点・道路に見学、ならぬ現地調査に社員数人で行きましたのでその様子をお伝えします。

 当日は散歩日和の天気になり、若手の社員を含めた7名で約1kmの区間を往復で歩きました。
新幹線、在来線を上下に挟まれる区間や、主道路以外の歩道・側道と新設されていました。短い区間とはいえ複雑な設計だったのではないかと思いながら歩いていました。
側溝やガードレールなどは最新のものが使用されており、実際に構造物を目にして説明を聞ける機会があったのはとてもいい経験になりました。
しかし側溝を見始めてしまうと、なぜか水の流れを追うようにうろうろと下を向いてあーだ、こーだと皆で話していたので、道行く人からは不思議な顔をされたように思います(笑)

舟丁工区では橋梁から土工になり、車道から歩道端までの全幅も広くなりました。現在は暫定T字交差点として運用しているので、新宮沢橋ができると道路の車線も増えてまた運用方法も変わりそうです。
舟丁橋前の歩道は特に幅員が広くとられており、観光やイベント開催向けのためかきれいに整備されておりました。これから露店のイベントなども開催されるようになるのかなと期待しております。
ちょうど梅がきれいに咲いていたので通行人も多くにぎやかでした🌸

宮沢根白石線のこの区間は開通するまで約20年もかかっています。昔から工事されていたことを知っている方も多いはずです。
私も幼稚園の頃から連坊小路交差点でずっと工事途中の橋梁の様子をみていました。
何年たっても道路の先ができない光景に、街中にあったこともあって余計に不思議な印象が残っていました。
大人になり道路設計という業種に就いて改めて完成した姿をより詳しくみることができて成長したことに嬉しさがありました。