設計用具 温故知新その3

今月も道路設計で使用していた用具を紹介します。

今回は面積を求積する際に使用していたプラニメータを紹介します。

どのように使うかというと、面積を求めたい図形の外枠をスコープで右回りになぞります。その際、本体の車輪が横方向以外に動いてはいけません。
面積はスタート位置に一周して戻り求められます。一周した際にそれを知らせる電子音が鳴るタイプもあるそうです。

会社倉庫にプラニメータがあったので10cm×10cmの正方形で面積が計測されるかチャレンジしてみました。
実際の業務では同じ作業を3回繰り返し面積にずれがないかチェックしていたそうなので同様に3回計測してみると

99.9m2、100.2m2、100.1m2と表示され100m2に近い結果となりました。
線をなぞる作業が想像以上に大変で昔はこんな苦労があったのだなと感じました。