10月に入り気温も下がったことで行楽日和の日が続くようになりました。
ドライブしながらどこかに行こうと思っていたところ、週末に松島にて交通社会実験が行われ
るということだったので久しぶりに松島観光へ個人的に行ってきました。
昨年の同時期に第1回目の実験が行われ今回で2回目の実験になります。松島駅前交差点から
700mの区間で通行規制を行っており、その区間のなかでも主にメイン通りになる中央広場の前
を歩行者天国としていました。
当日は天気も良く、景色がとても澄んでいて(食欲にも)満足できた観光になりました☕
歩行者天国は車が通っていないとはいえ道路を自由に歩くのはなにか、いけないことをしてい
る気分にもなり少しそわそわしました…。
私が初めて道路を活用した歩行者天国を見たのは銀座へ行ったときです。道路の真ん中にテー
ブルやいすがセットされくつろぐ人がいる姿をみてぎょっとしてしまいました。一本先の道路
では普通に車が走っているのでそのギャップに驚きました。
ほかの観光客でも歩道を歩く方が意外に多くいたように思います。当時の私のような気持ちを
持つ人も多々いたのかなと思います。
歩行者天国を実施するねらいは、国道45号を通行する大型車が観光地を通過するのは松島の
風情あるイメージを損ねる…という状況を改善する目的もあります。
実施後の通行利用者の調査では迂回路を使用したことによるデメリットもあるなか、大きな問
題が発生することはなかったようです。逆に盛り上げたかった観光事業の方では、歩行者天国
付近にしか観光客がいないことで周辺の店舗への客足が減ったとありました。
今回は二日間で休日のみという限定的なものなので、道路利用者の方々も協力的な姿勢でした
が、これから長期的に取り組む場合を考えるとまだまだ別の課題もあるのかなと思います。
私的には45号線を付け替える新たな主要道路を作れればこの課題も一気に解決するのかも…と
思います。その時の設計に携われると楽しそうです(笑)